鍋ダイエット.com

様々なダイエットを繰り返し摂食障害を経て最後に辿り着いたのが鍋料理でした。鍋料理を中心にダイエットなど健康をテーマにしたブログです

鶏白湯で美肌鍋♪コラーゲンって何?効果はあるの?

今日のテーマ:コラーゲン

●鍋スープ:キッコーマン Plus鍋 鶏白湯鍋つゆ

●カロリー:1人分約480kcal(〆抜き)

●材料費:1人分350円

●評価:★★★(最大★5つ)

●オススメの〆:うどん、雑炊

f:id:musan0418:20170101145222j:plain

国産鶏がらだしのしっかりした旨みのきいたコクのある味わいの鍋つゆです。隠し味に生姜が入っていて、最後までおいしく食べられます。
一人前で1,000mgのコラーゲンをとることができます。(鍋つゆ一人前当り)

 (出典:https://www.kikkoman.co.jp/products/product/K152080/index.html)

今日の食材

今日は、キッコーマンPlus鍋シリーズ第2弾です。

第1弾は、こちら。

musan0418.hatenablog.com

 

今日は、鶏白湯ということで、鶏ももキャベツがメインです。

コクをプラスするために、若干の豚バラも入れてあります。

今日のスープは「コラーゲン鍋」ということで、

より肌への効果を高めるために、

ゴボウジャガイモもプラスしてみました。

ゴボウは言わずもがな、肌や腸に良いのは分かると思いますが、

ジャガイモも肌にはとってもいいんですよ♪

ジャガイモにはビタミンCが多く含まれているのですが、

ビタミンCというのは水溶性ビタミンなので、

通常は加熱すると水に溶け出して失われてしまいます。

しかし、ジャガイモのビタミンCは、

デンプンによって守られるため加熱に強いんです!

ですので、加熱しても多くビタミンCが残っているんですよ。

 藤原紀香さんも美容のためによく蒸かしたジャガイモを食べているそうです。

f:id:musan0418:20170103193246j:plain

ジャガイモのビタミンCに関しては、コープのサイトが参考になります。

じゃがいものビタミンCを多く残す調理方法は?|商品検査だより|コープ九州事業連合

それと、毎度お馴染みのモヤシ油揚げも入れました。

f:id:musan0418:20170102152252j:plain

食べた感想

鶏白湯の名前の通り白濁したスープです。

見た目と比べて旨味が若干薄かったので、

おろしニンニクを足してみたところ、

ググッとコクがアップして美味しくなりました♪ぜひお試しあれ★

特にキャベツが本当に美味しくてどんどん箸が進みました。

モヤシの部分も全部キャベツにしておけばよかった〜。

そして、意外な発見として、

ゴボウがめちゃくちゃ美味しかったです。

f:id:musan0418:20170102152821p:plain

特売だったので買ってみたのですが、鶏白湯に根菜って合うんですね。

次、鶏白湯系のスープを使う時は、

ニンジンやレンコンも入れて根菜たっぷりにしたいと思います。

私はあまりニンジンが好きではないのですが、

これなら美味しく食べられそう。

ジャガイモも美味しかったので、里芋も試してみたいです。

 食べ進めていくと、スープの隠し味の生姜が効いてきます。

 うどんを入れて、けんちんうどんのようにすれば、

簡単に栄養満点な食事ができて身体にいいですね♪

f:id:musan0418:20170103000449j:plain

基本はまったりしていますが、

生姜が効いているのか後味はサッパリなので、

最後まで飽きずに食べられました。

コラーゲンって食べて効果はあるのか?

今日のお鍋は「コラーゲン鍋」ということですが、

コラーゲンってどのようなものなのかご存知ですか?

コラーゲンを食べてどの程度肌に効果があるのでしょうか?

 以前、テレビや雑誌などで

「コラーゲン鍋を食べたらお肌プルプル!」というキャッチフレーズとともに、

コラーゲンブームのようなものがありましたが、

私自身は眉唾な気がしていてイマイチ信用できずにいました。

そのあと、「コラーゲンを食べても意味がない」

というような話が出てきて、疑惑は益々深まるばかり…。

ですので今回は、コラーゲン鍋にちなんで、

「コラーゲン」について調べてみました。

f:id:musan0418:20170103133843j:plain

そもそもコラーゲンって何?

コラーゲンとは 、タンパク質の一種です。

人間の身体は約20%はタンパク質でできているのですが、

その20%のうち、約30%はコラーゲンから成っています。

コラーゲンは、全体の約40%は皮膚に、10%は骨に、

他には血管や内臓の中、髪、目など、

皮膚を中心に身体のあらゆる場所に存在しており、

細胞同士を結ぶ・活性化させる」という役割を果たしています。

コラーゲンについては、こちらのサイトが大変参考になります。

collagen-net.com

では、「細胞同士を結ぶ」役割を果たすコラーゲンを食べると、

「肌にハリが出る」と言われているのはなぜなのでしょうか?

コラーゲンは生きるのに必要なもの

メディアの発するイメージから、

「コラーゲンは美容にいい」という印象が強いと思いますが、

コラーゲンというのはそもそも人間の身体には欠かせない

生きるのに必要なものです。

健康に生きていくという延長線上に、

美肌や美容・アンチエイジングということがあります。

 先ほど「身体の中のタンパク質の約30%はコラーゲンが占めている」

ということを書きましたが、タンパク質というのは、

人間の身体の中に約10万種類存在していると言われています。

10万種類あるタンパク質のうち、

コラーゲン1つで約30%占めているのですから、

いかにコラーゲンが大きな存在なのかということが分かるかと思います。

 

タンパク質の役割については、

以前こちらの「油揚げ」の記事で触れましたが、

musan0418.hatenablog.com

タンパク質が不足すると、肌荒れ、髪がパサパサする、筋力低下、風邪をひきやすいなどなど、挙げると枚挙に暇がないほど、身体にとって様々な弊害が出てきます。

大雑把に言うと、コラーゲン=タンパク質なわけで、

そのタンパク質の中でも大きなウェイトを占めるコラーゲンは、

人間の身体にとって必須なのです。

 

では、もう少しコラーゲンについて掘り下げています。

コラーゲンは「細胞同士を結ぶ」はたらきをするということを述べましたが、

細胞同士を結ぶというのは、具体的にどのような意味なのでしょうか?

コラーゲンをものすごい簡単な図にしてみました。

f:id:musan0418:20170104170142j:plain

コラーゲンはこんな風に、全身の細胞と細胞の間に存在し、

細胞同士を結んでいます。

(かなり大雑把な図ですがどうかご容赦下さい。)

このコラーゲンが減少すると、どうなるでしょうか?

例えば、肌の場合だと、コラーゲンは肌の細胞の間に入って

肌の弾力を保つ働きをしているので、

コラーゲンが減少すると、弾力が失われていきます。

コラーゲンというのは、

年齢とともに生成される量が減少していくという特徴があるので、

何もしないと年齢とともに肌の弾力が失われていくわけです。

 

これは、実は骨にも言えることなんです。

骨は関節で繋がっていることはあなたもご存知だと思いますが、

この関節の骨の先には、コラーゲンを基礎にした軟骨がついていて、

弾力性を保つ(クッション)役割を果たしています。

そのため、私たちは腕や脚を自在に曲げ伸ばしできるわけなんですね。

f:id:musan0418:20170106124332j:plain

前述の通り、コラーゲンは年とともに減少してしまうので、

軟骨のコラーゲンが減ると、軟骨の弾力性が減少してしまいます。

軟骨の弾力性が減少すると、クッションが無くなってしまうので、

年を取ると「関節痛」が起こってしまうというわけです。

 

f:id:musan0418:20170106125140j:plain

他にもコラーゲンは身体の様々な場所に存在し作用しています。

なんと、動脈硬化骨粗しょう症の予防なんかにも役立っているそうですよ!

コラーゲンを食べる

コラーゲンの役割が分かったところで、本題です。

「コラーゲンを食べて効果はあるのか?」

結論から言うと、効果はあるそうです。

 

近頃「コラーゲンを食べても意味がない」という風潮になっていたのは、

コラーゲンは体内で分解されてアミノ酸になるからコラーゲンとしては吸収されないという理由からでした。

コラーゲンを食べても、身体の中では他のタンパク質同様、アミノ酸として吸収されるので、意味はないという風に言われていました。

 しかし、最新の研究によると、コラーゲンの一部はアミノ酸に分解されずに、「コラーゲンペプチド」として吸収されるということが分かったんだそうです!!

”コラーゲンペプチド”というのは、大まかにいうと、

「消化吸収しやすくするためにコラーゲンの分子を分解したもの」です。

こちらのサイトでは、コラーゲン・コラーゲンペプチド・ゼラチンの違いがイラストで紹介されているのでとっても分かりやすいですよ♪

collagen-net.com

コラーゲンやゼラチンはタンパク質なので、

身体の中でアミノ酸に分解され吸収されるのですが、

その一部は、アミノ酸にならずにコラーゲンペプチドとして

吸収されることが分かったというわけなんです。

前述した通り、コラーゲンは「細胞同士を結ぶ」ことと、

もう1つ「細胞同士を活性化させる」というはたらきをします。

コラーゲンは細胞がはたらくように刺激するわけですね。

そうすると、細胞の分裂や生成が活性化されるので、

肌、髪、骨、爪、臓器、血流などに好影響を与えます。

(肌のくすみが減る・ハリが出る、髪にツヤが出る、軟骨が再生されるなどなど…)

 

このような理由から、

コラーゲンは食べて効果はある!という研究結果がでています。

コラーゲンって摂取すると肌だけに効果が出るわけではなく、

全身に影響が出るんですね!初めて知りました。

効率的に摂取していくためには、コラーゲンペプチド

意外にも、身体の中で重要な役割を果たしていたコラーゲン。

しかし、コラーゲンは年とともに減少してしまうために、

年齢を重ねても健康で美しくいるためには意識して摂取していく必要があります。

1番効果的な方法は、「コラーゲンペプチド」で摂取することだそうです。

「コラーゲン」のまま、摂ってもいいのですが、

これだと大半はアミノ酸になってしまうので、

そもそもコラーゲンペプチドの段階のものを摂取した方が効率的です。

現在は、様々な企業がコラーゲンペプチドが主成分のサプリメントやドリンクなどを販売しているので、色々と見比べてみるのも面白いと思います。

選ぶときのポイントは、原料の主成分がコラーゲンペプチドであること。

ただ、このコラーゲンペプチドが豚由来のものか、魚由来のものか、

でも人によって合う・合わないがあるそうなんです。

まずはどちらも試してみて、より効果を感じられた方を摂り続けることが大切ですよ♪

 

コラーゲンペプチドの分子が細かければ細かいほど、

身体への効果が出るのが早いらしいのですが、

一般的なものだと最低1ヶ月程度続けてみることが必要なようです。

ちなみに今日ご紹介した鍋スープのコラーゲンも「コラーゲンペプチド」になっていますよ。

 

まとめ

鍋スープから始まったコラーゲンの話ですが、

調べてみると奥深く様々な発見がありました。

肌だけでなく、身体のあらゆる場所に影響しているコラーゲン。

年とともに減っていくということなので、

美容のためだけでなく健康のためにも摂取していく必要があります。

以前、テレビの特集でコラーゲンボールをお鍋に入れていたのを見たときは、

懐疑的な目で見ていたのですが、実はしっかりとした美肌効果があり、

しかも肌以外の髪や爪や筋肉など、全身に良い効果があったんですね。

コラーゲンを食べて美肌!はプラシーボ効果でもなんでもなく、

実際にきちんといた良い効果があると知り、驚いたとともに嬉しく思いました。

今度、外でお鍋を食べる機会があれば、

是非コラーゲンボールを注文してみたいと思います。