もつ鍋は意外にもヘルシーでダイエット向きの鍋料理です。
今日のテーマ:もつ鍋
寒くなると特に美味しいのがもつ鍋ですよね。
スタミナをつけたいときや元気になりたい時に食べたくなります♪
この頃は年末年始の飲み会やパーティなどでも定番のメニューです。
ガツンとした味付けや油たっぷり濃厚なもつ鍋は
カロリーが高いと思っているあなたに朗報です!
もつ鍋は意外とヘルシーでダイエット向きの鍋なんです!
一時期、ホルモンがヘルシーと話題になりモツ焼き屋さんが仕事帰りのサラリーマンの方やOLさんの間で大賑わいしていたこともありました。
本日は、そんなもつを鍋ダイエット目線で見てみようと思います。
想像以上に低いモツのカロリー
一般的にもつ鍋のモツには、「白モツ」と呼ばれる牛や豚の胃や腸(主に小腸)が使われます。
基本的にスーパーなどで売っているモツは、ほとんどが豚の小腸なので家では必然的に豚モツになり、もつ鍋屋さんなど専門店では大抵牛モツを使用しています。
・しっかりした噛み応えで白いヒダがついているのが豚モツ
・脂がついてブルンとしたのが牛モツ
といえばピンと来るでしょうか?
では、カロリーを見てみます。カロリーは以下の通りです。
・牛モツ…100gあたり287kcal(小腸)162kcal(大腸)
・豚モツ…100gあたり171kcal(小腸)179kcal(大腸)
あれ、意外と低い!と思った方も多いのではないでしょうか?
実はもつは他の部位と比べると低カロリーな部類なんです。
それに”モツ”を食べる時には、網焼きや鍋に入れて食べることが多く、調理の過程で余分な脂は抜けるので、実際にはもう少し低いと思います。
ですので、度を越して食べ過ぎない限り、カロリー面での心配は必要ないと思います。
そして、食品を見るときには、
カロリー以外の栄養素もきちんと確認するのが重要になります。
牛モツには重大栄養素、豚モツには不飽和脂肪酸が豊富です。
”モツ”には、健康を保つ上で欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。
”モツ”には、鉄や亜鉛などの現代人が不足しがちなミネラル分や代謝の働きを助けたり肌を綺麗にするビタミン群などが豊富です。
特に牛モツには、豚モツよりもミネラルやビタミンが多く含まれていますので、疲れている時やスタミナが欲しい時には牛モツを選ぶといいと思います。
一方、豚モツには、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
不飽和脂肪酸は血中の中性脂肪を減らす、善玉コレステロールを増やすなど、ダイエットには嬉しい効果がたくさんあります。
自分の身体の状態に合わせて、牛と豚、どちらか選ぶのもオススメです。
※牛モツと豚モツ比較
もつ鍋なら野菜をたくさん食べることができる
もつ鍋ってなんでこんなに野菜食べられるの?と思うほど山盛りの野菜をぺロっと食べられてしまいませんか?
普段野菜をあまり好んで食べない男性ももつ鍋だとモリモリ食べるという方も多いのではないでしょうか?
実はモツと野菜の組み合わせというのは非常に理にかなっています。
モツとたっぷりの野菜 を一緒に食べることで、食べすぎを防ぐだけでなく消化を促進する効果があります。
さらにビタミンやミネラルなどの重大栄要素は、良質な油と一緒に摂ることで身体への吸収率が格段にアップします。
ですので、もつ鍋は普段不足しがちな栄養素を補えて、なおかつそれらの栄養素を効率よく吸収できる点からも見ても、非常に優秀な料理をいうことがいえるかと思います。
満足度が高くストレスが溜まらない
もはや我慢するダイエットは賢いとは言えません。
ダイエットはいかにストレスを溜めずに楽しく続けることができるか、ということに比重をおく方が長い目で見た時には有効です。
その点もつ鍋は、お腹いっぱい食べても大丈夫ですので、非常に満足度が高いです。野菜を中心に心ゆくまで食べて下さい。
いいこと尽くめなもつ鍋 。では、気をつける点はあるのでしょうか?
ダイエット目的なら締めの食べすぎには注意が必要
ダイエット効果の高いもつ鍋ですが、〆の炭水化物を食べる際には注意が必要です。
麺類を入れることが多いと思いますが、折角油を落としてヘルシーにしたもつ鍋も、
〆に油を吸った炭水化物を食べ過ぎれば、一気にハイカロリーになってしまいます!
とはいえ、たまには鍋の〆を楽しみたい時もあると思います。
そういう時は、思いっきり食べて数日間かけて調整しましょう。
人生、たまの楽しみも必要です。
もし、もつ鍋を普通の食事として食べる場合には、〆ではなく白米を一杯食べる方が健康的です。
ビールは一杯まで。それ以降はレモンチューハイがお勧め!
”モツ”は栄養豊富ですがプリン体が多いという側面を持っています。
ですので、もつ鍋とビールは最高の組み合わせではありますが、プリン体の過剰摂取は痛風の原因になりますので、健康を考えるのであれば、ビールは最初の一杯でやめておくことが得策です。
2杯目以降は、レモンサワーに切り替えることをお勧めします。
レモンに含まれるクエン酸は、亜鉛の吸収を助ける働きをしてくれるので、モツと合わせるのは良い組み合わせなのです。
レモンと同じくクエン酸豊富な梅を使った梅サワーや水割りに梅干を入れるのもいいと思います。
賢くヘルシーな食べ合わせで楽しく健康を目指しましょう♪
ちなみに、私はもつ鍋を食べるときにはお酒を飲む分、炭水化物は全く摂りません。
プラスマイナスを考えつつストレスが溜まらない自分のスタイルを見つけて下さいね!
もつ鍋は太る!という方もいらっしゃいます
「もつ鍋は低カロリー・栄養豊富・たっぷりの野菜を摂れる→だからダイエットにいい」という話をしてきたのですが、それに異を唱える方もいらっしゃいます。
この方の体験談によると、「もつはたっぷりの香辛料や調味料で料理することが多いため、食欲旺盛になり我慢してストレスが溜まってしまうので、それがドカ食いに繋がりなかなか痩せることができない」
とのことです。
確かにそうかもしれませんね~。
もつ鍋って薬味や香辛料がかなり効いていて食欲を刺激しますし、
お酒が進むという方も多いと思います。
私としては、香辛料は、代謝アップが見込めて、プラスの面が大きいと思っていたのですが、確かにそれが原因で暴飲暴食に繋がってしまうようなら、なるべく控えた方がいいように思えました。
人それぞれ体型や体質も違うので、人それぞれ考え方や経験が違って当たり前です。
それを知るのもまた興味深く面白いですね。健康というものは本当に奥が深いです。
本場のもつ鍋の味を自宅で簡単に♪
本日はもつ鍋についてダイエット目線で見て参りましたが、記事を書いていてものすごくもつ鍋が食べたくなり、現在お腹がグーグー鳴っています。
もつ鍋はお店に行って食べるものというイメージがありますが、現在は通販も充実しているので、自宅で簡単に福岡の本場の味が食べられます♪
通販なら私のように家での一人鍋が大好きな
「おひとりさま」も気軽に楽しむことができて有り難いです。
これからグッと寒くなる季節、もつ鍋を食べてしっかりとスタミナをつけて楽しく健康的に乗り切りましょう!